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育休中の住民税はどうなる?給与がなくても払う?支払い時期・納付方法を解説

育休中でも住民税がかかる理由、給与がないときの納付方法、社会保険料免除との違い、納付が難しいときの相談先を解説します。

この記事で確認できること

制度の概要、受け取れる金額の目安、申請前に確認したいポイントを整理します。

結論:育休中でも、住民税は原則として支払う

育休中に給与が出ない、または大きく減る場合でも、住民税が自動で免除されるわけではありません。住民税は原則として前年の所得をもとに決まるため、育休に入った年の住民税には、育休前に働いていた前年の給与が反映されます。

一方で、健康保険料・厚生年金保険料は育休中に免除される制度があります。住民税と社会保険料は扱いが違うため、家計を考えるときは分けて確認することが大切です。

なぜ育休中でも住民税がかかる?

個人住民税は、原則として前年1月から12月までの所得をもとに計算されます。たとえば2026年度に支払う住民税は、主に2025年中の所得をもとに決まります。

会社員の住民税は通常、6月から翌年5月までの12回に分けて給与から差し引かれます。育休で給与がなくなっても、その年度の税額そのものがなくなるわけではありません。

イメージ:2026年に育休へ入る場合

2025年に会社で働いて給与を受け取っていた場合、その所得をもとに2026年度の住民税が決まります。2026年の途中から育休に入り給与がなくなっても、すでに決まった2026年度分の住民税は原則として納付が必要です。

育休中はどうやって払う?主な3つのパターン

育休中に給与から住民税を引けなくなった場合の扱いは、会社の給与処理と自治体の手続きによって変わります。事前に会社へ確認しておきましょう。

主な扱い支払い方の例確認ポイント
休業前にまとめて徴収育休に入る前の給与・賞与などから、残りの住民税をまとめて差し引くまとめて引かれる月の手取りが大きく減る可能性があります
普通徴収へ切り替える自治体から届く納付書などで、自分で納める納付期限・納付方法・回数は自治体の通知を確認します
復職後に給与から調整復職後の給与で未徴収分を調整する復職直後の手取りが少なくなる場合があります

実際にどの方法になるかは、自治体と勤務先の事務手続きによって異なります。育休開始前に、人事・給与担当者へ「住民税は育休中にどう支払うか」を確認しておくと安心です。

普通徴収に切り替わる場合の支払い時期

自治体から納付書が届く普通徴収では、年4回に分けて納める案内が一般的です。たとえば千葉市では、普通徴収の個人市民税は6月・8月・10月・翌年1月の4回に分けて納めます。

ただし、納付期限や利用できる支払い方法は自治体で異なります。納付書が届いたら、期別・納期限・コンビニ払いやスマホ決済等の可否を必ず確認してください。

社会保険料の免除とは別の話

育休中は、一定の条件を満たせば健康保険料・厚生年金保険料が免除されます。しかし住民税には、育休を理由とした同じような一律免除はありません。

社会保険料

育休中は条件を満たすと、健康保険料・厚生年金保険料が免除されます。

育休中の社会保険料を詳しく読む

住民税

前年の所得に対して課税されるため、育休で現在の給与がなくても、原則としてその年度分の納付が必要です。

育休手当は非課税でも、住民税が消えるわけではない

育児休業給付金(いわゆる育休手当)は、所得税の課税対象にならない非課税所得です。ただし、育休中に納める住民税は主に前年の給与所得をもとに計算されています。

そのため、「育休手当が非課税だから、育休中の住民税もゼロになる」とは考えないようにしましょう。育休開始前に、住民税の残額と納付方法を確認しておくことが大切です。

納付が難しいときは、期限前に自治体へ相談する

育休で収入が減り、住民税を一度に納めることが難しい場合は、納期限を過ぎる前に自治体の納税相談窓口へ連絡しましょう。事情によっては、分割納付、納税の猶予、減免などを相談できる場合があります。

ただし、育休中であることだけを理由に、必ず猶予や減免が認められるわけではありません。対象要件・必要書類・申請期限は自治体ごとに異なるため、早めの確認が必要です。

育休前に会社へ確認するチェックリスト

  • 育休中の住民税は、給与天引き・普通徴収・復職後調整のどれになるか
  • 休業前にまとめて差し引かれる予定があるか
  • 普通徴収に切り替わる場合、納付書はどの住所へ届くか
  • 復職後に未徴収分を給与から調整する予定があるか
  • 育休開始月・復職月の給与明細で、住民税がどう表示されるか
  • 納付が難しい場合に、自治体のどの窓口へ相談するか

育休中の家計は「手当・保険料・税金」をまとめて確認する

育休中の手取りを考えるときは、育休手当だけを見るのではなく、社会保険料の免除、住民税、家賃・住宅ローンなどの固定費をまとめて確認することが大切です。

よくある質問

Q. 育休中は住民税が免除される?

原則として自動免除にはなりません。住民税は前年の所得をもとに決まるため、育休中で給与がない場合でも、その年度分の納付が必要になることがあります。

Q. 住民税の納付書が届いたら、会社に払う必要はない?

納付書が届いた場合は、普通徴収へ切り替わっている可能性があります。ただし会社側で別の調整を予定している場合もあるため、自己判断せず人事・給与担当者へ確認してください。

Q. 復職後に住民税が急に高く見えることはある?

育休中に徴収できなかった住民税を、復職後の給与で調整する場合があります。復職直後の手取りを見積もるときは、会社に徴収予定額と時期を確認しておくと安心です。

公式情報・確認先

住民税の納付方法、納期限、猶予・減免の要件は自治体や勤務先の運用で異なります。最終的には、お住まいの自治体の税担当窓口と勤務先の人事・給与担当者へ確認してください。

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この記事の内容は一般的な制度・費用の目安です。実際の対象条件、手続き、支給額は勤務先・加入している健康保険・お住まいの自治体などによって異なるため、申請前に公式情報をご確認ください。